「近ずく」と「近づく」どっちが正しい?正しい表記と迷わない覚え方!

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「近ずく」と「近づく」、どちらが正しいのかよく迷います。

見た目がよく似ているため、文章を書いているときに「どっちだったかな?」と悩む人も少なくありません。

結論から言うと、正しい表記は「近づく」です。

私もいつも迷ってしまうタイプですが、調べてるうちに迷わない覚え方など勉強になりました。

ということでこの記事では、「近づく」が正しい理由や、「ず」と「づ」の違いについて、わかりやすく解説します!

近ずくと近づくはどっちが正しい?

「近ずく」と「近づく」で迷った場合、正しい日本語は「近づく」です。

「近づく」は、物や人との距離が短くなることを表す言葉で、日常会話でも文章でもよく使われます。

例文としては、次のような使い方があります。

  • 駅に近づく
  • 危険な場所に近づく
  • ゴールに近づく

一方で「近ずく」という表記は、一般的には誤った書き方とされています。

では、なぜ「づ」を使うのでしょうか。

近づくが正しい理由

「近づく」は、もともと次の言葉からできています。

近い + 付く(つく)

つまり、「近い状態になる」「近くに付く」という意味が合わさってできた言葉です。

このように、二つの言葉が組み合わさると音が変わることがあります。

この現象を日本語では「連濁(れんだく)」と呼びます。

「つく」が変化して「づく」になり、最終的に

近い+付く → 近づく

という形になりました。

そのため、「ず」ではなく「づ」が使われています。

「ず」と「づ」の違いとは

現在の日本語のルール(現代仮名遣い)では、基本的に「ず」が使われることが多いです。ただし、次のような場合には「づ」が使われます。

1 元の言葉に「つ」が含まれている場合

もとの言葉の「つ」が変化したときは、「づ」になることがあります。

例えば、次のような言葉です。

  • 気づく
  • 続く
  • 近づく

これらは、元の言葉に「つ」が含まれているため、「づ」が使われています。

2 言葉が組み合わさって音が変わった場合

言葉が合わさることで音が変化するケースでも、「づ」が使われることがあります。

このルールを知っておくと、迷ったときに判断しやすくなります。

なぜ「近ずく」と書いてしまう人が多いのか

「近ずく」と書いてしまう理由の一つは、発音では「ず」と「づ」の違いがほとんどないからです。

現代の日本語では、多くの地域で「ず」と「づ」は同じように発音されます。そのため、耳で聞いたときに区別がつきにくく、書くときに迷いやすいのです。

また、普段の文章では「ず」を使う言葉が多いため、つい「近ずく」と書いてしまう人も少なくありません。

「づ」を使う言葉の例

「近づく」と同じように、「づ」を使う言葉はいくつかあります。

代表的なものとしては、次のような例があります。

  • 気づく
  • 続く
  • 片づく
  • 近づく

これらの言葉は、元の言葉の影響で「づ」が使われています。もともとの語の中に「つ」が含まれている場合、その音が変化して「づ」になることが多いためです。

たとえば「気づく」は「気が付く」、「片づく」は「片付く」といった言葉の形から変化しています。このように、元の言葉をたどると「つく」という音が関係しているケースが多いのが特徴です。

また、こうした言葉は日常会話でもよく使われるため、正しい表記を知っておくと文章を書くときに迷いにくくなります。

似たパターンの言葉をいくつか覚えておくと、「ず」と「づ」のどちらを書くべきか判断しやすくなるでしょう。とくに「〜づく」「〜づける」といった形の言葉では、このルールが関係している場合があります。

そのため、元の言葉に「つ」があるかもしれないと意識してみると、正しい表記を思い出しやすくなります。

迷ったときの覚え方

「近づく」を覚えるときは、言葉の成り立ちを思い出すと理解しやすくなります。

近い+付く(つく)=近づく

このように、「近い」と「付く(つく)」という二つの言葉が合わさってできた言葉だと考えると、自然に「づ」を使う理由が見えてきます。

もともと「つく」という言葉が入っていると覚えておくと、「ず」ではなく「づ」が使われる理由も理解しやすくなります。

また、「近い+つく」と頭の中で分けて考えるクセをつけておくと、文章を書くときにも迷いにくくなります。

たとえば「近づいてくる」「ゴールに近づく」などの表現を思い浮かべながら、元の言葉を意識すると覚えやすいでしょう。

一度この考え方を覚えておくと、「気づく」や「片づく」など、似た形の言葉でも同じように判断できるようになります。

そのため、元の言葉に「つく」が含まれているかもしれないと考えることが、正しい表記を思い出すコツになります。

まとめ

「近ずく」と「近づく」で迷った場合、正しい表記は「近づく」です。

「近づく」は「近い」と「付く(つく)」が合わさってできた言葉で、音の変化によって「づ」が使われています。

発音では区別がつきにくいため、「近ずく」と書いてしまう人もいますが、文章では「近づく」を使うのが正しい日本語です。

もし迷ったときは、「近い+付く」からできた言葉と覚えておくと判断しやすくなります。